今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、ひどい恋愛をしていたなぁと思います。基本的にモテたし人気者だったみゆに対し、おれは地味で日陰の存在だったから、いつもジトジトして迷惑をかけていましたね。おれに「堂々としてよ。いいところもたくさんあるんだから」と勇気付けながら、だんだんと距離を置いていったみゆが今でも忘れられません。
そういえば、おれはともかく、みゆにとっては初恋でしたね。最初のころのみゆは、手をつないだときに手汗をびっしょりかいていたと思います。あれはなんだか、こっちも緊張しました。
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